研究課題/領域番号 |
24520047
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 北九州工業高等専門学校 |
研究代表者 |
安部 力 北九州工業高等専門学校, 生産デザイン工学科, 教授 (60435477)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | キリスト教思想 / イエズス会士 / 天学初函 / 台湾 / 天主教 / 職方外紀 / 国際情報交換(台湾) / イエズス会 / キリスト教 |
研究成果の概要 |
本件は、16世紀末に東アジアへ到来したイエズス会士の活動に始まる、キリスト教思想の影響について考察したものである。特に、その活動過程の一つの精華である『天学初函』を中心に、そこに見られる「(西洋的)キリスト教概念」がどのように紹介され、また理解・受容されていったのかについて分析を行った。結論としては、その「理解」には限界が見られ、その原因として「文化的基底を為す世界観の相違」を析出した。 また、以上のような「歴史性」を踏まえると同時に、彼らの活動がどのような「現代性」を持っているのかについても現地調査を通して把握を目指した。結果としては、特に台湾に於いて「地域性を背景に持つ習合」が見られた。
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