研究課題/領域番号 |
24520071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
渡辺 祐子 明治学院大学, 教養部, 教授 (20440183)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 近代中国 / キリスト教 / 政教関係 |
研究成果の概要 |
19世紀後半以降、中国におけるキリスト教は中国社会からの反発を受けながらも、教育、出版事業を通して国民精神とナショナリズムの形成に寄与することを使命のひとつとした。本研究はこうしたキリスト教側の意図に注目し、この意図が1920年代の反キリスト教運動、教育権回収運動の中で中国社会から拒絶されるまでの経緯を明らかにし、拒絶に遭遇した宣教師たちが自らの「帝国主義的特権性」に気づかされ、彼らの伝道活動認識に変化が生じてゆく過程を、これまであまり使用されてこなかったミッションアーカイブを用いて考察した。同時に、この過程にはキリスト教の国家超越性が中華ナショナリズムに屈する側面が含まれることを示唆した。
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