研究課題
基盤研究(C)
1860年代のフランス絵画をクールベ以後の「ポスト・レアリスム」という切り口から捉え、マネ、ファンタン=ラトゥール、ドガ、ルグロ、ホイッスラーの5人の画家たちに共通する美意識や造形手法を総合的に考察した。その結果、絵画の枠組みの意識化と作品の切断、画像のアッサンブラージュ、画中画や鏡の挿入、多様なマチエールの併用等々の特質が浮かび上がった。西洋絵画史における「近代的なタブローの生成」とも言うべき現象が出現したのがまさに1860年代のフランスであり、マネを中核とする「ポスト・レアリスト」たちがそれを担ったのである。
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ジャポニスム研究
巻: 34(別冊) ページ: 42-43
巻: 34(別冊) ページ: 85-90
西洋近代の都市と芸術2:パリ、19世紀の首都
巻: 2 ページ: 149-174
国際シンポジウム「時の作用」
巻: 1 ページ: 59-66
Territoires du japonisme
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『西洋近代の都市と芸術』
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La Revue de l’Art
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