研究課題/領域番号 |
24520104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
鈴木 賢子 東京藝術大学, 美術学部, 講師 (20401482)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | W. G. ゼーバルト / 視覚イメージ論 / イメージとテクスト / 歴史記憶とトラウマの表象 / 現代ドイツ文学 / 写真 / 記憶表象 / アート / 歴史 / 文学 / 美学 / ドイツ |
研究成果の概要 |
本研究はW. G. ゼーバルト作品についての包括的研究である。より広い射程においては、歴史の表象をめぐって、文学、アート、歴史学を横断するような知の枠組みを探求する試みである。既存のテクストを自由に引用・改変し、キャプションのない写真図版をレイアウトして構築されたゼーバルトの作品を研究するにあたって、テクストの素材(元になった原テクスト)や使用した視覚イメージの典拠を見つけ、かつどのような加工や改変をゼーバルトが加えているのかを突き止めることは最大の課題であった。アーカイヴ調査や現地調査を行うことで、従来知られていなかった無数の事実を突き止め、制作過程の実像に肉薄することができた。
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