研究課題/領域番号 |
24520106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
秋庭 史典 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (80252401)
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研究分担者 |
鈴木 泰博 名古屋大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (50292983)
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研究協力者 |
鈴木 理絵子 株式会社ファセテラピー, 代表
渡邊 淳司 NTT, コミュニケーション科学基礎研究所人間情報研究部, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 触覚 / 触譜(Tactile Score) / 実験美学 / マッサージ / ダンス / 計算美学 / アルゴリズム / 可視化 / 触譜 / 美学 / 感覚の変換 / 触覚刺激 / 感覚言語 / 自然計算 / 記譜法 / 皮膚 |
研究成果の概要 |
触譜(R)は鈴木理絵子と鈴木泰博が開発した触覚刺激のためのメディアである。この触譜を用いて触覚刺激についての研究を行い、主に次のことを明らかにした。ひとつは、触覚刺激が遷移順序を持ちうること、である。もうひとつは、触覚刺激・文字テキスト・音楽というメディア間の変換、ならびにそれらを通した諸感覚の再編成が可能であること、である。その結果、触譜と触覚刺激に関する2冊の図書を出版できただけでなく、触譜に基づく芸術作品の発表を行うこともできた。これらの活動により、かつてより美学で示唆されてきた二つの触覚(五感のひとつとしての触覚と五感に共通な根源的触覚)について、更新された見方を与えることができた。
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