研究課題
基盤研究(C)
日本における祖師・高僧像は、宗祖の像あるいは寺院の開山の像として、古代より仏像と変らぬ礼拝対象として祀られてきた。しかし、各像の制作背景や歴史的経緯を詳細に検討してみると、従来考えられてきた「思慕の像」「礼拝の像」「師資相承の像」という枠組みでは捉えきれない僧形像が多数存在することが見えてきたのである。そこで本研究では、僧形像が制作された目的や意味、役割といった、新しい視点から像を捉え直すことによって、日本における祖師・高僧像制作の実態や本質を解明しようと試みる。
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東海佛教
巻: 第61輯 ページ: 175190-175190
40021905093
共生文化研究
巻: 創刊号
『仏教美術論集6 組織論-制作した人々-』竹林舎
巻: 第六巻
『てらゆきめぐれ 大橋一章博士古稀記念論文集』 中央公論美術出版
巻: なし ページ: 289304-289304