研究課題/領域番号 |
24520139
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 静岡大学 (2013-2014) 東京芸術大学 (2012) |
研究代表者 |
長谷川 慎 静岡大学, 教育学部, 准教授 (00466971)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 地歌 / 三味線 / 野川流 / 水張り / 皮張り / 古楽器 / 日本音楽 / 近世邦楽 / 復原 |
研究成果の概要 |
野川流地歌三味線についての研究。大阪を中心に伝承されている地歌・野川流でかつて使用された三味線の特徴を明らかにした。この研究は①文献に見る野川流地歌三味線の特徴を整理②古楽器の現物調査の実施③昭和初めまでに録音された当時の音源の収集と分析④古楽器の復原を通じてその独特な音色が水張りという皮張りによるものであることを突き止め⑤復原演奏を行ったものである。まとめとして復原楽器の倍音特性を調べることで現在の地歌三味線との違いを科学的に証明し、水張りが廃れた理由、改良の経緯が義太夫三味線との関連にあることを指摘し、野川流地歌三味線に見られる外観的な特徴は義太夫三味線の影響をうけた事を結論付けた。
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