研究課題/領域番号 |
24520153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 暁生 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70243136)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 音楽史 / 第一次大戦 / 慈善演奏会 / オーストリア / 音楽 / 第二次大戦 / 石垣島 / ドイツ / 社会 |
研究成果の概要 |
第一次世界大戦は、上流ブルジョワのアソシエーションのような性格が強かった従来のコンサートのありようを、大きく変化させた。音楽は国民全体の文化的共有財産だという意識が強まり、国家主導によって慈善演奏会が盛んに行なわれるようになって、従来コンサートにほとんど足を運ばなかった労働者階級にまで、交響曲を中心とするコンサート文化の門戸が広く開かれるようになっていくのである。本研究は、こうした社会的危機の中で、音楽受容がいかなる問題に直面し、いかに変貌するかを、第一次世界大戦の慈善演奏会を事例として研究した。
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