研究課題/領域番号 |
24520158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
泉 健 和歌山大学, 教育学部, 教授 (80107995)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | “Ost=Asien” / 玉井喜作 / ベルリン / 世紀転換期 / 異文化受容 / 川上貞奴 / 烏森芸者 / 藤代禎助 / 寄せ書き / オペレッタ / ゲイシャ / グラマツキー,A. / 異文化交流 / 受容 / パリ / シェーンベルク |
研究成果の概要 |
独文月刊総合雑誌“Ost=Asien”(1898-1910)の多くの記事を読み解くことによって、川上貞奴一座と烏森芸者一行のベルリン公演(1901年)の様子を詳しく研究することができた。また後者が参加したオペレッタ「ゲイシャ」(西洋人一座による公演)に対する藤代禎助の批評から、当時ベルリン大学に留学していた日本人が、それをどのように受容したかも研究することができた。 さらにベルリンの玉井喜作宅における寄せ書きも覆刻した。これは1900年前後のベルリンにおける日独交流を知る上でも、また科学史や留学史研究などの資料としても、歴史的史料として貴重なものである。
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