研究課題
基盤研究(C)
本研究は、 20世紀半ば以降の現代音楽に関して「ひびき」の概念を打ち出し、和声、旋律、律動という三分法でも、音高、持続、強度、音色という四分法でもない音楽構成分析の視軸を提示した。研究過程では、歴史研究、分析研究、創作実践の三つの分野を横断する形で、当該時代の作品や作曲家の新生面を明らかにした。「ひびき」という用語は、専門性が薄く、音楽学や音楽分析ではなく、むしろ評論や日常の言葉として頻用されるが、それに対して本研究では、あえてこの一般的な語を引き合いに出して、その一般性が示唆する、学問分野を越えた研究分析方法を打ち立てることをめざした。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 4件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件)
先端芸術音楽創作学会誌
巻: Vol.6 No.3
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「ネットワーク・コンサート2013」JackTripに基づく台湾-日本ネットワーク音楽コラボレーション実施報告
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