研究課題
基盤研究(C)
本研究は、メディアアートの先駆者、山口勝弘が1940年代から収集した資料(手稿、印刷物、映像など)のアーカイブ化によって、戦後の日本におけるメディアテクノロジーを用いた芸術を研究するものである。アーカイブの媒体として、ウエブサイト制作を中心に作業を進めた。山口勝弘の仕事に於ける中心的な概念「イマジナリウム」というのは、イマジネーションを刺激する作品が成立するために、作家、研究者、理論家と観客の間の「コミュニケーション」が必要不可欠であることを示唆している。今回のアーカイブに記録された作品や文章は、ネットワーク上で可能になったコミュニケーションによって、新たに展開していくと考える。
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