研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本の説話文学や唱導文芸における仏教経典に由来する説話の受容と展開の様相を具体的にあきらかにすることを目的として、両者の媒介としての仏教類書を対象とした文献学的調査を進めるものである。『今昔物語集』に影響を与えた中国の仏教類書『金蔵論』については、敦煌写本や高麗時代の版本などの新出資料にかんして、テキストの基礎的な分析・考察を終えたことが成果として挙げられる。さらに、譬喩因縁譚だけでなく、仏伝故事にも研究対象を広げた結果、仏教経典から仏教類書や経典の注釈書等を経て『釈迦の本地』などの仏伝文学が形成される過程を跡づけることができた。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件) 図書 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
京都大学國文學論叢
巻: 35
120005749938
東アジアの仏伝文学
巻: なし
國華
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中世・近世説話と説話集
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東方学研究論集
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東方學研究論集
巻: ―
論集 中世近世説話と説話集(仮)
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第二回東アジア宗教文献国際研究集会「唱導、講経と文学」報告書
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中世文学と隣接諸学8『中世の物語と絵画』