研究課題/領域番号 |
24520225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
河合 眞澄 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (00169674)
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研究協力者 |
森谷 裕美子 学習院大学, 文学部, 非常勤講師
川端 咲子 神戸女子大学, 文学部, 非常勤講師
原田 麻衣 大阪市立大学, 文学研究科
渕田 恵子 萩市立美術館, 学芸員
松葉 涼子 南山大学, 人文学部, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歌舞伎 / 役者評判記 / 挿絵 / 絵入狂言本 / 出版 |
研究成果の概要 |
歌舞伎の役者評判記の挿絵と演目の内容や評文との関係を、一つの演目につき二種の役者評判記が出版されている場合について検討し、異同を見極め、二種が一致する場合は上演実態に近いものであることを推測した。 また、絵入狂言本(挿絵入りの筋書き本)の挿絵や本文も資料として活用し、役者評判記の挿絵は先行して出版された絵入狂言本の挿絵と密接に関係していることを見極め、両者が異なる部分は上演実態を反映して訂正された可能性があることを考察した。 さらに、挿絵の有無などから、当時の役者評判記出版元である八文字屋と江島屋の出版戦略が、速報性と情報量のいずれに重きを置いていたかという点についても考察した。
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