研究課題/領域番号 |
24520226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
村田 右富実 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (30244619)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 万葉集 / 古典和歌 / 統計学 / 多変量解析 / 書記者 / 音調の特殊性 / 文字資料 / 短歌の声調 / 上代文学 / 和歌 / 日本書紀 / 混合効果モデル / サポート・ベクター・マシン / 万葉短歌 / 上代文献 / 日本文学 / 日本語学 |
研究成果の概要 |
上代文学の安定したテキストに統計学的解析を加えた。これまで感覚的にしか記述されていなかった和歌の調べなどを客観的に記述することがある程度可能になった。 たとえば、万葉短歌を例に取れば、多変量解析の手法を用いることによって、山上憶良や防人歌が他の万葉短歌と明らかに傾向が違うことを論証できた。また、万葉集の原文を解析することによって、歌の書記者が誰であるかを把握できるようになった。ただし、まだ推定の部分を出るものが多く、今後の更なる研究が必要である。
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