研究課題
基盤研究(C)
平安宮廷歌謡『催馬楽』の基礎的研究環境を整えるため、未刊行注釈資料の収集・調査とともに、既存の詞章の分析、表現史上の定位、主題をとらえ、往時の平安宮廷人以降の当該歌謡に関する注釈・享受史を構築することを目指した。この結果、『催馬楽』が地方の風俗歌を中央に取り入れたとする従来の理解を改め、平安宮廷人の創作の痕跡の残る創作歌謡の一面を明らかにした。また詞章分析と並行して未刊注釈書の翻刻作業と考察を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 図書 (4件)
玉川大学リベラルアーツ学部研究紀要
巻: 第7号 ページ: 1-9
40020105136
巻: 6
40019710146