研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近代日本文学の表現とメディア検閲とのかかわりを、第二次世界大戦前から戦中にかけて実施されていた内務省の検閲と戦後日本のGHQ/SCAPによる検閲の相互関連性に焦点を当てながら歴史的に研究することを目的としたものである。本研究では、二つのメディア検閲にかかわる資料を収集・整理し、日本国内外においてこれまで個々に研究が進められてきた感のある、内務省とGHQ/SCAPの検閲の関連に検討を加え、異なる二つのメディア規制と文学との特色を浮かび上がらせ、両者の相関性が明らかとなった。そのような研究成果の一部を、学術論文や著書にまとめ、さらに、国際シンポジウムでの発表、招待講演をそれぞれ行った。
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すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 図書 (2件)