研究課題/領域番号 |
24520243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
蔡 毅 南山大学, 外国語学部, 教授 (50263504)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 日本漢文 / 逆輸入 / 中国本土 / 日中文化交流 / 東アジア漢字文化圏 / 域外漢籍 / 頼山陽 / 日本外史 / 応宝時 / 銭子琴 / 譚献 / 王先謙 / 拙堂文話 / 続文話 / 斎藤正謙 / 楊文公談苑 / 寂照 / 唐代文学 / 石上宅嗣 / 『三蔵賛頌』 / 空海 / 福州観察使 / 李長栄 |
研究成果の概要 |
本研究は日中文化交流の「逆輸入」という特別な視点から、従来ほとんど顧みられることがなかった日本漢文の中国本土へのフィードバックの状況を全面的に検討した。唐代から清末までの中国の典籍に著録されている多くの日本漢文作品を確認し、その時代背景と作者の経歴、作品成立の経緯および中国での反響等を考察することによって、日本文化の世界に向けての発信の歴史ないし東アジア漢字文化圏における文学往還の事象を、新たな角度から照らし出すことができ、日中文化交流史研究の新しい一ページが開かれたと言えよう。
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