研究課題/領域番号 |
24520249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
日下 幸男 龍谷大学, 文学部, 教授 (20351330)
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研究分担者 |
海野 圭介 国文学研究資料館, 研究部, 准教授 (80346155)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 公家文書 / 久世家 / 中院家 / 堂上歌学 / 古今伝受 / 中院通茂 / 久世通夏 / 日常生活文書 / 後水尾院 / 歴代当主日記 / 明治大学博物館 / 公家文庫 / 徳大寺家 / 住友家 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
近世の公家文化の研究には、公家文書の網羅的研究が必要である。研究代表者は国文学研究資料館の久世文書の悉皆調査に続いて、明治大学博物館の久世家文書を調査して、久世家文書の総合目録の作成をめざした。しかし文書の総体が膨大なために、作業は完了しなかった。中院通茂が久世通夏に授与した歌学の基本が、中院家の歌学によるものであることを、様々の資料から証明することができた。貴族階級の歌学は相互に影響し合っているので、公家の歌学の総合的な研究の必要性を再確認した。研究の一端は『中院通勝の研究』(2013)や「中院家の正月」(国文学論叢2016)などにより公表した。
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