研究課題/領域番号 |
24520253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 就実大学 |
研究代表者 |
川崎 剛志 就実大学, 人文科学部, 教授 (70281524)
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研究協力者 |
Heather BLAIR インディアナ大学, 宗教学部, 准教授
大河内 智之 和歌山県立博物館, 学芸員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大峯 / 縁起 / 修験道 / 役行者 / 聖護院 / 東大寺東南院 / 中世文学 / 大峯縁起 / 熊野御幸 / 国際情報交換 / 国際情報交換(アメリカ) |
研究成果の概要 |
至高の霊山、大峯の由来を語る『大峯縁起』は、修験道の祖、役行者から脈々と受け継がれた書物として、平安時代後期、突然、大和国に現れた。室町時代前期、聖護院門跡が熊野三山検校職を兼帯するようになって以降、その正統性を証明する秘書として『大峯縁起』は重用され、修験道教団の形成に大きく寄与したが、鎌倉時代後期にはそうした情況は確認できず、天台宗寺門派ではなく、むしろ東大寺東南院など真言宗寺院において『箕面寺縁起』とともに重用されたことを解明した。
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