研究課題/領域番号 |
24520259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 長野工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小池 博明 長野工業高等専門学校, 一般科, 教授 (30321433)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 古今集 / 後撰集 / 拾遺集 / 後拾遺集 / 表現 / 句切れ / 構文 / 古今和歌集 / 後撰和歌週 / 拾遺和歌集 / 助詞 / 助動詞 / 場面 / らむ / 倒置 / 題述関係 / 万葉集 / 新古今和歌集 / 後撰和歌集 / 後拾遺和歌集 / 和歌 |
研究成果の概要 |
本研究は、古今集的表現と一括される三代集の表現を、助詞・助動詞・構文・文章構成を観点として考察した。その成果として、以下の点をあげることができる。 第1に、古今集から後拾遺集および拾遺抄の文末語と句切れのデータベースを、私家版ながら作成し、和歌の表現研究を効率的に行えるようにした。第2に、初句切れの表現構成を明らかにした。第3に、文末「らむ」と句切れとから、倒置的表現による体言止めの歌の形成過程の一端を明らかにした。第4に、三代集各に特徴的な詠歌の場が、「疑問詞……らむ」の用法に差異をもたらすことを明らかにした。第5に、三代集の「……ものは……なりけり」構文の展開を明らかにする端緒を得た。
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