研究課題/領域番号 |
24520264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
境野 直樹 岩手大学, 教育学部, 教授 (90187005)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 演劇 / シェイクスピア / 英国演劇 / 挿入歌 / 台詞のエコー / 模倣と反復 / 近代英国演劇 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は以下の3点に要約できる。1.楽曲がもつ文字とは異なる楽譜という異質で高度な伝達形式に依存する性格、書記による体験の共有の困難さを利用して、演劇は、舞台は版本にたいする優位性を保とうとした。2. 挿入歌は韻律、メロディ、演奏形態などの制約を通じて、主として喜劇作品において、身体性に依存しようとする道化役者の暴走を制御した可能性がある。3. 挿入歌は劇の中にありながら、プロットの外、観客の「いま」への参照性も付与されている。このことにより、台詞の言外の意味作用(パロディ、アイロニー、諷刺)の効果が醸し出される可能性も少なくない。
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