研究課題/領域番号 |
24520267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小田 友弥 山形大学, 教育文化学部, 名誉教授 (20085468)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 湖水地方 / 自然破壊 / 近代化 / 旅行案内書 / 地方史書 / 観光地化 |
研究成果の概要 |
湖水地方の自然保護活動はワーズワスを起点にしている、といった見方が半ば常識化している。本研究は1.樹林の伐採と植林による森林破壊、2.外来者による景観の改造、3.鉄道の導入、の三点に関するワーズワスと湖水地方関連図書の著者の見解を比較し、湖水地方の自然保護においてワーズワスが果たした役割を調査した。その結果、彼は先人の意見をかなり踏襲しており、この見方は修正を要することが判明した。しかし彼らの保護論と異なり、彼の主張は湖水地方の歴史やイギリスの経済・社会情勢を考慮しており、それが彼の論に特別な意義を付与していることも明確になった。
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