研究課題/領域番号 |
24520269
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
君塚 淳一 茨城大学, 教育学部, 教授 (60259588)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | マーカス・ガーヴェイ / ハーレム・ルネッサンス / WEBデュボイス / ブッカーTワシントン / アフリカ帰還運動 / ポール・カフェ / ニグロタリアン / 白人パトロン / アフリカ民族主義 / 汎アフリカ主義 / 1920年代 / W・E・B・デュボイス / B・T・ワシントン / ハーレムルネサンス / ジャマイカ / ロンドン / アメリカ / ブッカ―Tワシントン / アフリカ系アメリカ人 / アフリカ系アメリカ史 / アフリカ系アメリカ文学 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
民族主義、アフリカ回帰運動、分離主義などを標榜し、多くの貧しい黒人たちから支持されていたマーカス・ガーヴェイは、当時、汎アメリカ主義が進み、ハーレム・ルネッサンスが注目されたにも関わらず、黒人たちからも批判された。特にデュボイスはかつて敵対したワシントン亡き後、ガーヴェイをも攻撃し、彼は政府から批判され、郵便法違反で逮捕、ジャマイカへ強制送還された。ワシントンは白人と融和し、ガーヴェイは対峙したことで政府からの批判も異なるが、そこには国内での人種独立分離、回帰運動先リベリアの豊かな自然資源という利権、ハーレム・ルネッサンスの黒人たちのパトロン事情、デュボイスのプライドなどが原因であった。
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