研究課題/領域番号 |
24520289
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
地村 彰之 広島大学, 文学研究科, 教授 (00131409)
|
研究分担者 |
中尾 佳行 広島大学, 教育学研究科, 教授 (10136153)
川野 徳幸 広島大学, 平和科学研究センター, 教授 (30304463)
佐藤 健一 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (30284219)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | チョーサー / 『カンタベリー物語』 / Hengwrt写本 / Ellesmere写本 / キャクストン版(初版) / キャクストン版(第2版) / コンピュータ / 計量的比較 / キャクストン版(初版) / キャクストン版(第2版) / Blake版とBenson版 / キャクストン版(第2版) |
研究成果の概要 |
キャクストン版『カンタベリー物語』(c 1476; c14822)と他の写本やテクストとの間に生じた異同の問題を取り上げた。Hengwrt(ヘングウルト)写本とEllesmere(エルズミア)写本は『カンタベリー物語』のみの代表的写本であるが,キャクストン版『カンタベリー物語』は、最初の刊本として重要なものである。これは,地村(2005)で指摘したように、15 世紀後期に作成された印刷本であり、写本を写す時代には出来なかった英語の標準化の過程に大きく関わっただけでなく、キャクストン以後の諸刊本に影響を与えたものである。今日までのテクストの伝達と継承の問題を考えるための基盤的研究を実践した。
|