研究課題/領域番号 |
24520293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小谷 耕二 九州大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (40127824)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | アメリカ文学 / ウィリアム・アレクサンダー・パーシー / ウィリアム・フォークナー / ロバート・ペン・ウォレン / 『護岸の灯火』 / 『村』 / 『ジョン・ブラウン伝』 / 南部文芸復興 / ジェイムズ・エイジ― / 英米文学 / ゾラ・ニール・ハーストン / ラルフ・エリスン / アレン・テイト |
研究成果の概要 |
本研究は、1940年代初頭のいくつかの文学作品をとおして当時のアメリカ南部の文化的自画像を探る試みである。主として取りあげたのは、W.A.パーシーの自伝『護岸の灯火』、フォークナーの小説『村』、ロバート・ペン・ウォレンの伝記『ジョン・ブラウン伝』である。『護岸の灯火』では、作者パーシーの南部思想史の位置づけを再考した。『村』ではラトリフの語り口と当時の文化的言説を検討した。ただしこれはまだ未定稿であり、公刊には至っていない。『ジョン・ブラウン伝』に関しては、神話化されたブラウン像のウォレンによる脱神話化を分析し、またそこから見えてくるウォレンの思想と南部の文化的的自画像を考察した。
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