研究課題/領域番号 |
24520315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 アヤ子 明治学院大学, 経済学部, 教授 (70139468)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 新ディストピア小説 / マーガレット・アトウッド / Oryx and Crake / The Year of the Flood / MaddAddam / The handmaid’s Tale / 環境と文学 / 理解の神経回路 / Margaret Atwood / カナダ文学 / 思弁小説 / 『負債と報いー豊かさの影』 / エコロジカル宗教 / 日本カナダ文学会 / Alice Munro / ALECC / 国際ペン東京大会 |
研究成果の概要 |
環境破壊、種の絶滅、遺伝子工学等に警鐘を鳴らすカナダの作家マーガレット・アトウッドは、環境の危機を人間に伝えるには、「理解の神経回路」を作る物語や文学を含む芸術が必要と強調した。この「理解の神経回路」こそ、出口のない従来のディストピア小説とは違う〈新ディストピア小説〉の構想と解釈し、〈マッドアダム〉の物語である三部作Oryx and Crake(2003)、The Year of the Flood(2009)、MaddAddam(2013)で分析し、アトウッドが希求する〈新小説作法〉を考えた。
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