研究課題/領域番号 |
24520334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
鈴木 将史 小樽商科大学, 学内共同利用施設等, 理事・副学長 (20216443)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ドイツ国民祝典劇 / ドイツ国民記念碑 / ドイツ近代文学 / ドイツ愛国精神 / ゲルハルト・ハウプトマン / 祝典劇 / 国民記念碑 / マックス・ラインハルト / オットー・ブラーム / 正規転換期文学 / 記念碑 |
研究成果の概要 |
本研究の前半は、19世紀末転換期の作家ヴェルニンクによる近代祝典劇への過渡的作品の実態解明に取り組み、後半では、祝典劇の最終形態と目されるハウプトマン祝典劇『ドイツ韻律による祝典劇』の研究に着手し、その詳細な成立背景を検証した。その結果、近代では社会状況の複雑化により、また作家の個性の顕在化により祝典劇の成立が困難となり、その結果『ドイツ韻律による祝典劇』という祝典劇そのものの終焉を予兆する作品が登場するに至った実態を解明した。記念碑研究に関しては、「キュフホイザー記念碑」や「諸国民戦争記念碑」の分析・検証を経て、20世紀における典型的な「塊」的構造を持つドイツ国民記念碑スタイルを解明した。
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