研究課題/領域番号 |
24520379
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
野口 芳子 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (30164685)
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研究分担者 |
溝井 裕一 関西大学, 文学部, 准教授 (60551322)
山本 まり子 聖徳大学, 音楽学部, 教授 (00383448)
大野 寿子 東洋大学, 文学部, 准教授 (20394791)
大野 寿子 東洋大学, 文学部, 准教授 (20397491)
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連携研究者 |
竹原 威滋 奈良教育大学, 名誉教授
ベルンハルト ラウアー グリム兄弟博物館, 館長
金城ハウプトマン 朱美
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ドイツ / ドイツ伝承文学 / ジェンダー学 / グリム童話の父母像 / ドイツ伝説集の父母像 / 学際的研究 / 外国文化受容論 / 異文化比較 / 伝承文学の父母像 / 「国際研究者交流」、ドイツ / グリム童話の家族像 / 伝承文学の家族像 |
研究成果の概要 |
グリム童話出版200年祭、日本ジェンダー学会大会、日本独文学会大会などでシンポジウムを開催し、グリム童話やドイツ伝説集における父親像、母親像、家族像を浮き彫りにした。その成果を9本の学術論文や3冊の著書にして出版した。 ドイツ・カッセルのグリム兄弟協会大会で招待講演を行い、リトアニア国ヴィリニュス大学の国際口承文芸学会で発表した。発表は評価され、国際的学会誌「Fabula」56号への掲載が確約された。日本におけるグリム童話受容は英訳からの重訳により、ビクトリア朝英国のジェンダー観や道徳観の影響を受けていたことを立証した。明治期日本の西洋化は技術だけでなく、道徳にも及んでいたのだ
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