研究課題/領域番号 |
24520380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 天理大学 |
研究代表者 |
大平 陽一 天理大学, 国際学部, 教授 (20169056)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 社会主義リアリズム / アヴァンギャルド芸術 / 構造主義 / チェコ / ソヴィエト連邦 / シュルレアリスム / プラハ構造美学 / カレル・タイゲ / 構成主義 / 建築理論 / ソビエト宮殿コンペティション / 機能主義 / プラハ言語学サークル / チェコ・アヴァンギャルド / 亡命ロシア人 / ロマン・ヤコブソン / ヤン・ムカジョフスキー |
研究成果の概要 |
権力の横暴により,議論の余地なく社会主義リアリズムが強制されたソ連とちがって,戦間期チェコにおいては,社会主義リアリズムをめぐって活発な議論が戦わされた。この論争は,前衛芸術の理論家自身がアヴァンギャルド芸術と社会主義リアリズム理論の連続性を示唆したという点でも,社会主義リアリズムをキッチュと見なす今日の定説を先取りしていたという点でも,この論争は社会主義リアリズムを再考する上で,きわめて大きな理論的,歴史的意味を持つことが判明した。
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