研究課題/領域番号 |
24520390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 二松學舍大學 (2015) 名古屋大学 (2012-2014) |
研究代表者 |
加藤 國安 二松學舍大學, 付置研究所, 教授 (70142346)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子規 / 子規文庫 / 漢学 / 写本 / 随録詩集第一編 / 随録詩集第二編 / 自筆写本 / 粲雪別草 / 蕉鹿窩遺稿 / 観山遺稿(子規自筆本) / 観山遺稿(観山本人) / 随録詩集 / 古文真宝 / 白居易詩集 / 上京後 / 学習内容 / 前近代から明治 / 漢籍調査 / 自筆漢詩の翻刻 / 東アジア漢詩圏 / 蔵書調査 / 自筆写本の翻刻 / 東アジア詩歌圏 / 葛藤からの創造 |
研究成果の概要 |
子規は地域の熱心な師や親しい仲間、また多数の古典に囲まれて、進取の気象をもって漢詩を学習したことで、鑑賞と創作の豊富な経験を蓄積していった。その詩学的蘊蓄や手法は、後に中国詩を進歩史観から捉えることとも連係して、近代日本にふさわしい短詩形文学を目指そうとする視点へと発展し、積極的に俳句や短歌とコラボする創作活動となっていった。それは東アジア的詩歌圏の視野を持つ近代文学の黎明を告げるものだったといえよう。
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