研究課題/領域番号 |
24520411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
西 成彦 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (40172621)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 比較文学 / 植民地主義 / ポストコロニアル / ディアスポラ / バイリンガリズム / 植民地文学 / 移民文学 / 亡命文学 |
研究成果の概要 |
すべての植民地主義的帝国は、それぞれに「帝国文学」のシステムを備えていた。そのなかには、大英帝国やスペイン・ポルトガル・フランス・ロシアのように旧植民地の政治的独立後も「帝国文学」の形式を継承する「語圏文学」を持続させているものもあれば、日本やドイツのように「帝国文学」のシステムそのものの解消を余儀なくされたケースもある。そうした「世界文学」の全体像のなかに、「帝国崩壊」前の日本語文学を位置づけることに重きを置いた研究であった。その成果の一部として『バイリンガルな夢と憂鬱』(人文書院、2014)を刊行したが、これは「帝国」の周縁部に共通して見られた「バイリンガリズム」に注目した著書である。
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