研究課題/領域番号 |
24520418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 名古屋大学 (2013-2014) 筑波大学 (2012) |
研究代表者 |
宇都木 昭 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (60548999)
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研究分担者 |
佐々木 冠 札幌学院大学, 経営学部, 教授 (80312784)
五十嵐 陽介 広島大学, 文学研究科, 准教授 (00549008)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 音声学 / 音韻論 / VOT / 言語変化 / 言語変異 / 方言文法 / 茨城方言 / 千葉方言 / イントネーション / 方言 / 社会言語学 / 韻律 / 無アクセント |
研究成果の概要 |
本研究では,茨城県の方言を主たる対象としつつ,千葉県の方言も視野に入れ,方言の諸側面の基礎的特徴と変異を調べた。特に重点的に分析したのは,有声閉鎖音(たとえば「が」「ば」の子音)の特徴と助詞である。有声閉鎖音の特徴をめぐっては,先行研究において,二通りの発音があり,一つのタイプは東北地方で,もう一つのタイプは他の地域で主流であることが知られている。本研究により,茨城県の大部分では東北地方と同様の発音が主流であり,県西地域の一部において両タイプが混在していることが明らかになった。文法項目の調査については,調査結果をもとに,助詞「げ」の起源について新たな提案を行った。
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