研究課題/領域番号 |
24520420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
中山 俊秀 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (70334448)
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研究分担者 |
中山 久美子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (40401426)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 複統合性 / 形態論 / ヌートカ語 / 危機言語 / 類型論 / カナダ / 形態法 / ワカシュ諸語 / 国際調査 / 形態統語法 / ワカシュ語族 / 記述言語学 / 北米先住民 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヌートカ語特有の語彙的接尾辞の意味と機能を幅広く捉えるとともに、この通言語的に比較的珍しいタイプの複統合構造の詳細な分析を通して、複統合性の構造的多様性の幅を明らかにすることができた。また、複統合的語形成の組み立て、内部構造ばかりではなく、自然談話の中での複統合的語の分布を分析し、談話の中での情報構造の制御に複統合的語形成がどのような機能的役割を負っているのかについても重要な知見を得ることができた。この成果は、複統合性を単に語形成法上の問題・特徴として捉えるのではなく、文形成、談話形成をも含めたより広い範囲の文法体系のなかに位置づける上で重要である。
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