研究課題/領域番号 |
24520421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
斉木 麻利子 金沢大学, 国際機構, 教授 (00195968)
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研究協力者 |
Cho Young-mee Yu ラトガース大学, 東洋言語学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ベトナム語 / 伝統音楽 / アウフタクト / 声調言語 / 強勢 / 国際情報交換(アメリカ合衆国) / 言語学 |
研究成果の概要 |
伝統音楽(特にとなえうた、わらべうた)におけるアウフタクト(弱起のリズム=Auftakt [独], Upbeat [英])の生起は、表層レベルの強勢の有無に起因する。よって強勢システムに立つ英語の場合、このリズムが頻繁に観察される一方で、日本語や北京語の場合、稀にしか観察されない。日本語はピッチシステム、北京語は声調システムに立つ言語であり、表層における強勢が存在しないからである。ベトナム語の場合は変則的である。この言語は、北京語と同様に声調言語であるにも関わらず、となえうた・わらべうた中にアウフタクトが頻繁に生起する。この結果は、ベトナム語の表層に強勢が存在する可能性を示唆するものである。
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