研究課題
基盤研究(C)
本研究では、東北方言の子音の特徴とされるカ行・タ行子音の有声化、ガ・ザ・ダ・バ行子音の(前)鼻音化、及び母音と子音の無声化の各現象が、現在の東北地方でどの程度見られるのかを検証するため、三つの年代(少年層、中年層、高年層)から方言音声を収集し調査を行った。その調査から、子音の現象については今も中高年層に観察されるが、少年層についてはガ行鼻濁音を除いてほとんど見られなくなっていることがわかった。このことから、これらの子音の現象はあと半世紀もすれば東北方言から消失してしまうのではないかと予想される。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件)
現代音韻論の動向:日本音韻論学会の歩みと展望
巻: なし
津田塾大学言語文化研究所報
巻: 第30号
音韻研究
巻: 第17号 ページ: 3-10
40020064299
巻: 第29号
40020510204
巻: 第16号 ページ: 11-18
40019705695
巻: 第27号 ページ: 69-81