研究課題/領域番号 |
24520454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
辛 昭静 東京大学, 大学院情報学環, 客員研究員 (40597192)
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連携研究者 |
石崎 雅人 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (30303340)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 医療コミュニケーション / 丁寧表現不使用 / 絶対敬語・相対敬語 / コミュニケーションスタイル / 外国人支援 / 異文化間コミュニケーション / 対人コミュニケーション / 多文化共生社会 / 異文化コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究は、「多文化共生社会」における「外国人支援」の一環として、心地よい医療環境作りに必要なコミュニケーションスタイルを探ることを目的とした。診療場面における医師の丁寧表現不使用に対する評価を比較した結果、日本人患者に比べ韓国人患者の評価が厳しく、医師の丁寧表現不使用に接した際、日本人患者よりも「不快」と感じる度合いが高いことが予想された。しかし、従来の研究を参考に立てた「日本人患者は医師との親密度に、韓国人患者は医師との年齢差に対してより敏感である」という仮説に対して、日韓患者ともに医師との親密度により評価が左右される傾向が窺え、年齢差の影響が思ったより絶対的要因ではないことが示唆された。
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