研究課題/領域番号 |
24520455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
前田 達朗 東京外国語大学, 国際日本研究センター, 准教授 (60590750)
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研究分担者 |
高嶋 朋子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 研究員 (60600442)
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研究協力者 |
宮本 隆史 東京大学, 大学院総合文化研究科
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 標準語教育 / 方言矯正 / 琉球語 / 奄美語 / 琉球諸語 / 危機言語 / 方言 / 社会言語学 / 教育政策 / 言語政策 / 軍政期 / ライフヒストリー |
研究成果の概要 |
当初は、「方言矯正」世代は軍政期までに教育を受けた経験のある世代と設定していた。人々の中に戦争と方言矯正を結びつける言説が存在し、2010年に奄美教育会館で発見した史料がそれを裏付けたからである。本研究は、学校での方言矯正を経験した世代の言語意識について聞き取りをすること、そして奄美教育会館の損傷の激しい史料の保全をはかることを目指した。調査の中で、同様の経験が下の世代にも引き継がれていることがわかった。方言矯正は敗戦から軍政期後も続き、1970年代まで、程度の差こそあれ矯正があった。戦争と「標準語教育」は結びつけられたが、戦後も同じ手法で奄美語への抑圧が行われたことがわかった。
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