研究課題/領域番号 |
24520463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉田 豊 京都大学, 文学研究科, 教授 (30191620)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | マニ教 / 中世イラン語 / シルクロード / 寧波絵画 / トルファン / ソグド語 / 歴史言語学 / ウイグル / 中世ペルシア語 / イラン語 / マニ教絵画 / 霞浦文書 / 文献言語学 |
研究成果の概要 |
近年筆者は日本において14世紀頃中国江南で制作された8点のマニ教絵画を発見した.それらははマニ教の宇宙論や終末論を絵画化したものや,マニの伝記を描いたものである.これらはマニ教研究にとって重要な資料となるでだけなく,中世イラン語のマニ教文献の解明にも資するものである.というのも中国のマニ教は,7-8世紀頃イラン語圏から伝道されたものであり,これらの絵画は究極の情報源であった中世イラン語で書かれたマニ教文献の内容と密接に関連しているからである.この3年間の研究の成果として,こららのマニ教絵画の精密なカラー図版と,それらの絵画の内容とイラン語のテキストとを比較した研究を一冊の本にまとめて発表した.
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