研究課題/領域番号 |
24520494
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
渡辺 美知子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, プロジェクト非常勤研究員 (60470027)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 非流暢性 / 言い淀み / ポーズ / フィラー / 発話生成モデル / 発話生成プロセス / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
文や節の境界におけるポーズやフィラーの持続時間は,境界の深さだけでなく後続発話生成のための認知的負荷の大きさの影響を受けると考えられる。そこで,これらの境界におけるポーズやフィラーの持続時間と,境界の深さや後続節長との関係を『日本語話し言葉コーパス』を用いて調べた。ポーズ長には境界の深さや後続節長との対応が見られたが,フィラー長にはこれらの要因との関係はほとんど観察されなかった。一方,ポーズが長くなるほど後続するフィラーの出現率は上昇した。これらの結果から,文や節の境界における後続発話生成のための認知的負荷はポーズ長に反映され,ポーズ長が間接的にフィラーの出現率に影響することが示唆された。
|