研究課題/領域番号 |
24520533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
藤 正明 東京海洋大学, その他部局等, 教授 (30313381)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 繋辞脱落 / レジスター / 動的文法理論 / 海事英語 / 擬似等位接続詞 / 含意普遍 / 過程説 / 言語習得 / 可能な文法への過程説的アプローチ / 繋辞省略 / 短縮レジスター / be動詞削除 / 繋辞削除 / AAVE / 言語使用域 / nonsentential / root infinitive / SMCP / 命令応答表現 / 主節現象 |
研究成果の概要 |
海事英語では機能語削除が常に可能であるとされていたが、1)代名詞が主語の場合、2)主語が定冠詞で始まる場合、3)従属節内の場合、において、be動詞脱落が許されないことを母語話者への実験により示した。 さらに、類型論で発見された繋辞脱落を支配する含意普遍-名詞>形容詞>動詞-が英語内部でも働いていることを確認するとともに、海事英語のbe動詞脱落も、この一般化に矛盾しないことを示した。 最後に、この含意普遍には、等位接続可能範疇に関する含意普遍-名詞>形容詞>動詞>文-との類似性があることを指摘し、両者が、名詞と文が両端を占める「経時安定性の尺度」に従って、動的に形成されるという仮説を提案した。
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