研究課題
基盤研究(C)
本研究は,日英語の指示表現と名詞節化形式の選択・出没という言語事象を通して両言語の普遍性と個別性を原理的に解明した。具体的には,従来は個別的に論ぜられてきたIt is that節構文とIt turns out that節構文の意味特性,発話条件,談話機能を統一的視座で比較対照することで,聞き手には容易には知りがたい情報が言語化され,談話に切り出されるメカニズムを明らかにした。また,X位置に指示表現を伴い、抵抗感があることを断り告げるI hate to say X構文を取り上げ,その意味と機能を実証的に説明した。本研究成果は学術論文,図書等にとりまとめて社会・国民に迅速かつ広範に還元できた。
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すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)
新潟大学経済論集
巻: 第96号 ページ: 171-183
言語の普遍性と個別性
巻: 第5号 ページ: 15-32
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新潟大学言語文化研究
巻: 第18号 ページ: 13-26
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巻: 第4号 ページ: 1-25
120006746868