本研究は、英語歯茎弾音と日本語ラ行弾音に関して音響分析を行い,特に以下の2点を明らかにした:(1)英語歯茎弾音と日本語ラ行弾音の持続時間は殆ど変わらない。(2)日本語ラ行弾音は無声音化するが英語歯茎弾音ほどではない。これらは新発見であり、重要である。また、上記の発見は第二言語・外国語としての英語音声習得にとって知見を提供することとなり意義があるといえる。本研究の成果を論文にまとめ、ノルウエー、オスロ大学の教授が編集長である、対照言語研究を分野とする国際ジャーナル、Languages in Contrastに投稿した。微修正必要(締切り平成26年8月9日)との連絡があり、現在修正中である。
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