研究課題/領域番号 |
24520734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
樋口 知志 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (10198989)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 城柵 / 律令国家 / 蝦夷 / 征夷戦争 / 陸奥国 / 出羽国 / 鎮守府 / 官衙遺跡 / 律令制 / 朝貢・饗給 / 国司 / ミヤケ / 国造 / 部民 / 徳政相論 / 征夷の終焉 / 阿弖流為 / 坂上田村麻呂 / 六国史 / 元慶の乱 / 藤原保則 / 日本三代実録 / 藤原基経 / 出羽山北三郡 / 奥六郡 / 前九年・後三年合戦 / 征夷 / 道嶋氏 / 桃生城 / 伊治城 / 胆沢城 / 俘囚 / 東北古代史 |
研究成果の概要 |
7~10世紀における古代東北の城柵の歴史的展開と、その間の律令国家と蝦夷社会との関係を軸とする政治過程について、最新の文献史学・考古学研究の諸知見を踏まえて研究をおこなった。その結果として、(1)阿弖流為の生涯と奈良末~平安初頭の征夷戦争に関する新たな歴史像を提示する、(2)『続日本紀』『日本後紀』『日本三代実録』など六国史の征夷・対蝦夷政策関係記事の史料批判にもとづき、古代政治史に関する新たな論点を提示する、(3)ミヤケ制・伴造制との関連性を重視し、古代東北城柵の成立について新たな見通しを提示する、などの諸成果を得た。
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