研究課題/領域番号 |
24520735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 信 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (80132744)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 地方官衙 / 郡家(郡衙) / 国府(国衙) / 木簡 / 出土文字資料 / 地方行政 / 地方豪族 / 東国 / 古代地方官衙 / 地域間交流 / 国府 / 郡家 / 律令制 / 律令地方行政 / 古代交通 / 文書行政 |
研究成果の概要 |
「古代地方官衙における地域間交流の研究」をテーマとして、日本古代の律令国家が中央集権的統治のため地方に設けた国府(国衙)・郡家(郡衙)などの役所に注目し、それら役所が様々な機能を果たす中で、他地域との間に盛んな交流を展開した姿を、具体的事例に則しつつ明らかにした。国府では出雲国府・武蔵国府など、郡家では東国の上野国佐位郡家・新田郡家・多胡郡家、武蔵国橘樹郡家・幡羅郡家、下野国河内郡家、相模国高座郡家などの事例を検討した。その結果、前代以来の王権と地方豪族との人的な結びつき、渡来人との結びつき、漢字文化・仏教・寺院の受容や、隣接諸地域との多様な政治・経済・文化的交流の諸様相を明らかにした。
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