研究課題
基盤研究(C)
本研究では、中世山陰地域の棟札について、基礎的な情報を収集するとともに、史料として活用するための方法や課題を明確化することによって、研究基盤の整備を試みた。そのため、石見・出雲・隠岐などの棟札の情報を捜索し、棟札に書かれた文字情報を収集した。さらに、島根県が1879年と1902年に実施した寺院・神社の悉皆調査報告を翻刻することにより、すでに失われた資料や、まだ発見されていない資料が多数存在することを明らかにした。以上を通して、山陰地域における棟札調査の方法と課題について検討した。
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近世史サマーフォーラム2013の記録 地域と時代を重ねる
巻: 2013 ページ: 15-28
世界遺産 石見銀山遺跡の調査研究
巻: 4 ページ: 1-9
島根県古代文化センター研究論集
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ひろしま県史協
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山口県史の窓(通史編 中世)
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