研究課題/領域番号 |
24520772
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
森 暢平 成城大学, 文芸学部, 准教授 (20407612)
|
研究分担者 |
瀬畑 源 長野県短期大学, 助教 (10611618)
河西 秀哉 神戸女学院大学, 文学部, 准教授 (20402810)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 象徴天皇制 / 天皇・皇后 / 皇太子・皇太子妃 / 皇族 / マスメディア / 皇室記者 / ジャーナリズム / 新聞・雑誌 / 天皇、皇后 / 皇太子、皇太子妃 / 新聞、雑誌 / 宮内記者 / 雑誌 / メディア / 宮内庁 / 皇后、皇太子妃 / 皇室像 |
研究成果の概要 |
本研究グループが発見した皇室記者、藤樫準二が残した文書を利用し、象徴天皇制/象徴天皇像が形成・変容・定着する過程におけるマスメディアおよび皇室記者の役割の解明を行った。 敗戦後、天皇制を維持するために宮内当局は積極的に皇室記者を活用する。皇室記者の側でも天皇制の「民主的」な側面を積極的に描き「象徴」へと変化した天皇制のイメージ形成に貢献することになる。 宮内官僚とマスメディアの共同作業は、戦後巡幸、女性皇族のイメージ形成、美智子妃ブームなどでも同様に見られた。しかしながら、宮内庁は次第に皇族の露出過多には過敏になっていき、開かれた皇室を求めるマスメディアの意図と対立する場面も生じるようになった。
|