研究課題/領域番号 |
24520782
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
藤永 壮 大阪産業大学, 人間環境学部, 教授 (00247876)
|
研究分担者 |
伊地知 紀子 大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (40332829)
高 正子 神戸大学, 国際文化学部, 講師 (80441418)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 朝鮮 / 戦後 / 在日朝鮮人 / 密航 / 韓国 / 済州島 / 4・3事件 / 朝鮮人 / 韓国人 / 大阪 / 植民地 |
研究成果の概要 |
本研究では、まず血縁と地縁で結びついた在日朝鮮人のネットワークが、その渡航過程や日本での生活において果たした役割を究明するため、済州島のある村の住民たちの、解放直後から1970年代ごろまでの生活史を復元しようとした。その結果、とくに解放後の済州島側のプッシュ要因としては、済州4・3事件が重要であり、また多くは「密航」という形態で渡日していたことを指摘した。さらに朝鮮人の「密航」をめぐるインタビューの記録を韓国で刊行し、近現代史の中でのディアスポラとしての朝鮮民族の姿を描き出した。
|