研究課題/領域番号 |
24520796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
岩城 高広 千葉大学, 大学院人文社会科学研究科, 准教授 (90312925)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 英領ビルマ / ミャンマー / 植民地 / 官僚制 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、19世紀後半の英領ビルマにおけるビルマ人下級官吏に焦点をあわせ、植民統治体制との関係性を考察することを目的とした。成果として、2点あげることができる。ひとつは、ミャンマー国立公文書館における史料調査を実施し、19世紀後半のビルマ人下級官吏の一件記録をはじめとする、研究の基礎資料を得たことである。ふたつは、文書の読解によって得た知見を、2014年8月に開催された国際ビルマ研究集会で報告したことである。そこでは、文書にみえる下級官吏たちが、植民地権力にたいしていつも従属的な存在だったわけではなく、自己利益を引き出す対象としても植民地体制をみなしていたのではないかという点を指摘した。
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