研究課題/領域番号 |
24520810
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
阿部 幸信 中央大学, 文学部, 教授 (60346731)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 亀鈕 / 漢印 / 地域性 / 南方文化 / 亀鈕(国際研究者交流、中国) / 漢印(国際研究者交流、中国) / 地域性(国際研究者交流、中国・台湾) / 南方文化(国際研究者交流、中国) / 亀鈕(国際情報交換、中国) / 漢印(国際情報交換、中国) / 南方文化(国際情報交換、中国) |
研究成果の概要 |
本研究は、亀鈕印の形状分析をとおして、漢王朝による諸地域制度の統合過程を検討したものである。結果として、漢の亀鈕印は戦国楚の文化的影響を受けたものであり、前漢武帝期に正式に制度化され、亀を臣下の象徴とする思想とともに、前漢末に造形形式が固められていったことが明らかになった。武帝期以降の漢王朝は、楚に代表される南方の文化をも取り入れながら、秦とは異なる新しい制度を創りあげていったのである。
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