研究課題/領域番号 |
24520813
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
安藤 潤一郎 東洋大学, アジア文化研究所, 客員研究員 (10597157)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 回民・回族 / 軍閥 / イスラーム / 多民族地域 / 地域権力 / 民族問題 / 日中戦争 / 国家統合との相補性 / 中国西北 / 回民 / 回族 / 回民軍閥 / 西北回民反乱 / 河州 / 軍事勢力の形成 / 多民族混住 / 清朝の衰亡 / 中華民国初期 / 民族問題の生成 |
研究成果の概要 |
本研究では,20世紀前半に中国の西北諸省で地域権力を築き上げた回民(=漢語系ムスリム・マイノリティ)出身の「軍閥」諸勢力に関し、近年新しく利用可能になった各種の資料を活用しながら、①「少数民族」の背景を持つこれらの勢力はどのようなプロセスを経て、また、いかなる意識を帯びて台頭したのか,②彼らはいかなる論理のもとに、どのような形で地域支配を進めたのか,また、③彼らは中国国家と中国ナショナリズムの枠組みに対していかなる関係性を有していたのか、実証的に明らかにした。さらにそこから,近現代中国における〈民族/地域/国家〉の問題をめぐっての理論的な省察も試みた。
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